家に帰るとてんごくさんはいなかった。シーンとしている。すこしなつかしい一人暮らしの夜だ。ベッドはきれいにメイキングされ、洗濯物はすべてやんわりきれいにならんで、溢れたゴミは捨てられていた。もう帰ってこないのかとおもう。幸い日曜のテレビはお…
仕事が始まったり通販をしたりしていてずいぶん間があいてしまった蚤の市に行く、ずっとたのしみにしていた。朝8時半におきててんごくさんの衣服を着せて半ば強制的にいえをでる。混む前にいきたかった。秋晴れ、自転車をこぎながら振り向くと木漏れ日に照ら…
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