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日記です

20190701

ひさしぶりの運営側 思えばアートスペースに入るのもひさしぶりだった内藤さんのお話をきいてから入ることがなかったので、すこし緊張と新しい気持ちで一歩を進める。美しい。風が強くて肌寒い、午後になると泉が大きくなって風が吹くたびに水面がキラキラゆれる。立ってる場所で明るさや印象がすごくかわる。開口部から霧がかった空しか見えなく真っ白になる場所があってものすごくきれい。こんな場所で毎日働けることを本当にうれしくおもう。足がだるかったり腰が痛かったり肉体疲労はあるけど精神疲労はない。出勤時の景色や、昨日そしてまた今日もそこにある建築にすべて吸収してもらえるような場所だと思う。天職である(笑)

1ヶ月と少しお世話になったヤシマさんと、3年勤められたシンドーさんが島を離れる、お別れ。同じく今日から東京へ出かける私はいっしょにフェリーにのった。今日は島中の人々が口を揃えしんどーさんがでていくことをウワサしていたようで、皆が港にかけつけた。おじいさんおばあさんも。自分のことように感激した。

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ああ、なんて愛おしい場所なんだろう。これは夜行バスで書いているのだがもう島へ帰りたい。明日は田植えだし。あの空気と木々と鳥の声と最高に愛おしい人々、私は4カ月足らずであの場所をものすごく愛している。島が見えなくなるまでずっとずっと2人は手を振っていた。遠くになる島を大事な赤ちゃんを見るみたいに2人はずっと見つめていた。3人で岡山までバスで行き、岡山でいいかんじの盛り上がった居酒屋にはいりおいしいものをたべ、新幹線に走っていった。ばいばい。

見送る側のなんとも言えないさみしいきもち忘れないようにしたい。みんなそれぞれすごくがんばってがんばってようやく毎日があるんだな。

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